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人工知能

先日と言ってもだいぶ前になってしまいましたが、「読売ICTフォーラム2017 ~ビジネス、生活の変革を支えるICT~」に参加しました。

最も興味があったのは、将棋棋士の羽生三冠のAI(人工知能)に関する講演です。

羽生三冠の講演では、将棋棋士の思考プロセスとAIの思考プロセスの違いについて説明がありましたが、棋士の思考プロセスについての説明だけでも大変興味深いものでした。

弁護士も、複数存在する法的な選択肢から、依頼者にもっとも利益になる手段を選択していきますが、その際には経験による直観というもの重要になります。

もちろん将棋における天文学的な選択肢の数とは比較にはなりませんが、AIが将棋で相当強くなっていることを考えると、将来弁護士がやっている仕事をAIがやっていても不思議ではありませんね。

現在も、ベンチャー企業などから、人工知能を使ったアプリやサービスに関する契約書や利用規約作成のご依頼が増えております。

開発者の方から、新しい技術や予想される問題点についてお話を聞くのは、とても楽しいのですが、これまでないリスクに備えるために知恵を搾らなければなりません。

渋谷という事務所の立地から、こういった案件が多いのだと思いますが、同年代の経営者と話をするのも良い刺激になります。

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